エコリフォームのススメ

住み慣れた家もエコリフォームで家計にも地球にもやさしい住まいに変わります。

冷暖房の使用による二酸化炭素排出量は一世帯あたりの家庭からの総排出量の約12.7%に相当します。屋根や壁、床に適切な断熱処理をしたり、窓に複層ガラスを使ったりすれば、エネルギーの節約の効果は大きくなり、二酸化炭素排出量も減らすことができます。また、断熱性を高めた住宅は、「部屋の温度差が少なく、カラダにやさしい」、「冷暖房費が減って、家計を節約でき、地球にやさしい」、「結露が改善され、家が長持ちして健康にもよい」などといったメリットがあります。

断熱性の高い住まいの3つのメリット。

  1. 住まいが快適になること。
    猛暑でも厳寒でも外気をシャットアウトできるので、室内の温度や湿度をコントロールしやすくなります。
  2. 地球にやさしいこと。
    住まいの断熱性を高めるだけで、あなたが排出するCO2を大きく削減することができます。
  3. 光熱費を節約できること。
    家の構造自体を省エネ・省CO2型に変えるので、その効果はずっと続きます。

住まいのリフォームをする際には、断熱化についても考えてみませんか。

エコリフォームのコストとエコ効果 | 環境ネット

エコリフォームの方法 | 環境ネット

エコリフォームの方法には、以下の3つの方法があります。

  1. 建物の断熱性能等の向上
    ・躯体(壁、屋根、床など)の断熱性能向上
    ・窓、ドアなど開口部の断熱、日射遮蔽性能の向上

  2. 設備による性能向上
    ・省エネ性の高い設備機器への取替え
    ・快適性を考慮した暖冷房(放熱)方式への取替え
    ・太陽エネルギー利用設備機器など創エネ機器の導入

  3. 建物本体、敷地内における建築計画上の工夫
    ・建物形状の工夫
    ・窓の大きさ、配置の工夫
    ・軒の出、ひさしなどの工夫
    ・通風や日射取得・遮蔽を考慮した外構計画上の工夫(庭木など)

テキスト「エコリフォームプロ技術マニュアル」より

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