V2Hとは?

山形県は、一世帯当たりの自動車の保有台数が多く、自家用車への依存が高くなっています。カーボンニュートラル社会の実現に向けては、移動による二酸化炭素などの温室効果ガスの排出量削減を図ることが重要です。
「V2H(Vehicle to Home)」の設備を導入すると、「電気自動車(EV)に蓄えた電気を家庭で利用する」ことが可能になります。その電気を太陽光発電などの再生可能エネルギーで生み出せば、地球にやさしいクリーンな電気となり、カーボンニュートラル社会の実現にも繋がります。

「V2H(Vehicle to Home)」設置のメリット

  • 家庭用の200Vコンセントに比べて充電時間が短く、V2H機器を使えば、充電時間は200Vコンセントの半分ですみます。
  • 停電時にバックアップ用電源として機能する。夜間に停電した際は、電力会社の給電や太陽光発電の電力が利用できなくても、自動車に蓄えた電力を蓄電池代わりとして使うことができます。
  • 一般的な蓄電池と比べて、電気自動車の電池容量が大きく、より長い時間、電化製品を使用することができます。
  • 設置には、国の補助金も活用できます。

家庭で電気をためられる「トライブリッド蓄電システム」もあります。
「太陽光発電 + 電気自動車 + 蓄電池」ができるシステムです。