■山形エコハウスとは
「山形エコハウス」は、山形県が環境省の補助を受け、東北芸術工科大学と連携し、平成
22年3月に建設したモデルハウスです。
(環境省「21世紀環境共生型住宅のモデル整備による建設促進事業」)
全国に20のモデル住宅が建設され、その中の一つです。低炭素社会における住宅の未来
形はいかなるものか、設計を通しその具体的な姿を追求しています。
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■山形エコハウスの見学について
「山形エコハウス」では、以下の時間帯で、一般の方の見学を受付ます。
・10:00〜16:00 (日曜日、祝日、年末年始を除く)
エコハウス説明会などのイベントは随時お知らせします。
なお、団体での見学やマスコミの取材の場合は、事前に下記までご連絡ください。
★団体の見学用の申請書をつくりました!!
ご記入の上、FAX又はメールでご提出ください。 PDFデータ
住まいの温暖化対策やまがた協議会 事務局
特定非営利活動法人 環境ネットやまがた
TEL:023-679-3340 FAX:023-679-3389
メールは お問合せフォームをご利用ください。
山形エコハウス住所
山形市上桜田3-2-37
山形エコハウスへのアクセス >> 地図(PDF)
東北芸術工科大学前バス停から北進約500m、上櫻田公民館の斜め向かい
外壁が木で出来ている住宅です。
(上の写真参照)
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■コンセプト
「山形エコハウス」は、これからの家づくりに必要なこととして、
1 木で家をつくる。
2 住宅を省エネルギー化する。
3 自然のエネルギー(再生可能エネルギー)を使う。
のことを考え、建築されています。
1 木で家をつくる。
⇒県産材(市有林)を活用しています。地域の木材を使用することは、温暖化防止に
繋がります。
2 住宅を省エネルギー化する。
⇒断熱対策を行っています。山形のような寒冷地では、壁、天井、床、窓など住宅の
断熱対策をし、暖房エネルギーの消費を抑えることが温暖化防止に繋がります。
3 自然のエネルギー(再生可能エネルギー)を使う。
⇒太陽のエネルギーや木質バイオマスの活用で、電気や暖房、給湯などのエコハウス
で使用するエネルギーを賄っています。
設計時のコンセプトは、こちらへ>> 山形エコハウスコンセプト
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■山形エコハウスの意義
低炭素社会の実現には、再生可能エネルギーの活用が前提であり、木質系バイオマスを 効率的に利用するには、地場の林業の振興が不可欠となります。山形での林業を発展させ るためには、地場産の木材を使ったエコハウスを普及させる必要があり、これらがひとつの システムとして動き始めることに意味があります。エコハウスはそれだけで成立するのでは なく、森林=エネルギー=モデルハウスというシステムの中のひとつとして位置づける必要 があります。また、これは建物単体のデザインではなく山と町の中間にあるこの敷地を中心
とした里山における風景の実験でもあります。
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■山形エコハウスプロジェクトチーム
・ 発注者 山形県
・ 設計・管理者 株式会社羽田設計事務所
・ 設備設計
Arup Japan
・ アドバイザー 東北芸術工科大学、KEY ARCHITECTS
・ 施工者 株式会社たくみ